たこ八郎さんについて。 すごいですね。
コメディアンになる前のプロボクサー時代、
ノーガードで相手に打たせて対戦者が疲れたところに
ラッシュをかける戦術で「あしたのジョー」の主人公
矢吹丈のモデルになったとも言われていますが
すごいのが師匠の由利徹さんとのエピソード。
「ボクシングでチャンピオンになったら弟子にする」
由利徹さんは元々たこ八郎さんを弟子にするつもりはなく
弟子入りの希望を断る口実として提示された条件。
これを実現し第13代日本フライ級チャンピオンになり
3度目の防衛戦失敗直後に由利徹さんへ弟子入りされたらしい。
しかも、ノーガードは左目が見えないというハンデを
対戦相手に悟られないための戦法であったらしいのです。
脅威!
一時期パンチドランカーに
悩まれていたらしいですが
テレビに出ていた頃には治っていて
全て芸風、演技だったらしいです。
たこ八郎さんが44歳の時(僕は5歳)、
酒を飲んでから真鶴・岩海水浴場に入り
心臓発作で亡くなっています。
「たこ、海で溺死」という文句は
なんとなく覚えています。
他人に迷惑をかけることで
他人を幸せにする人だったらしいヒト。
座右の銘は「めいわくかけて、ありがとう」。
辻褄を合わせないこの言葉は、謝罪の念を
感謝の念を強く表現しているのだと思います。
嫁ちゃんの見ているドラマに興味が持てない時など
いろいろ雑多に興味のあることを調べたりして
時間を過ごすことがあります。
ちょうど産まれる前だけど
「ムー」っていうドラマが斬新そうです。
あと、赤塚不二夫センセも上の上の天才。
「これでいいのだ!!!」
物事を説明する言葉として最終形態だと思います。