建築家
藤本壮介氏の「原初的な未来の建築」と題した講演会、
「Creative Joint Seminarin OKAYAMA 2008」 に参加するため
岡山市のさん太ホール(山陽新聞本社ビル)に行ってきました。
山陽新聞本社ビル、
日建設計さん設計らしいです。
ホールと中庭しか見てませんが、
明確なゾーニングで低層と高層で囲まれた中庭、
建物からの庇部分上部の屋上緑化と水盤のおかげで
すこぶる立派な社屋でありながら威圧的な雰囲気ではありませんでした。
公演のレポートは後日にさせて頂いて、
藤本壮介先生の住宅も模型でつくってみたの紹介。
この住宅が発表されたのが2005年なので、ちょうど3年ぐらい前につくっている筈です。
小さな部屋が中心から拡散されているプラン。
35mm角の一般的には柱には使えないサイズの角材と、
構造用合板で成り立つ構造、それが現しで拡散された諸室は区切られています。
構造用合板、12mm一枚で部屋が区切られていることは想像できても、
一つの住宅がそれだけで構成されているという関係がどのように体感されるのか。
模型で作ってみても空間の質が想像できませんでした。
そういうこともあって、非常に注目している建築家先生であった訳なのです。
(primitive future EP2につづく)