[project 009 / 西福原の家]
竣工一年目の検査を昨年に済ませていました。
指摘事項として挙げた手直し部分を工事して頂いています。
クライアントの知り合いということで
現場監督して頂いていたかたがいましたが、
クライアントも堪忍袋の尾が切れ、今更ですが
担当者をチェンジさせて頂ける流れになりました。
設計事務所と施工業者が協力して工事を進める場合、
設計士の現場監理だけでは建築は完成できません。
基礎完工段階からこの住宅の相談を受けたこともあり、
自分の家だったら僕は再度業者を選定から
全てやり直しますよというお話もしましたが、
工務店、監督は変えず現場は進行しました。
現場を管理する監督さんには、設計者との工事金額、
工程の管理の他に、設計と職人さんという歯車の
潤滑油として工事を円滑に進める役割があります。
前監督の職務不行き届きで大変だと思いますが、
新しい監督さんに期待するしかありません。