前回日記の続き。
滋賀県への出発の時間が送れたこともあり、
この日、
MIHO MUSEAM 行きは断念!
近くで古い商家を見に行くことにしました。
まずは、
又十屋敷。
屋敷を保存すると同時に、民芸展示館を併設されています。
なんと築170年、旧家にしては天井を高くせっていしてあり、
丸垂木を縁から軒に長く流している意匠が印象的でした。
この垂木を屋根裏で抑えているため、屋根裏が存在しないそうです。
この館を案内してくれたかたが、
予備知識なく訪れた僕にも近江商人の仕事と
歴史、その哲学についても詳しく教えてくれました。
帰るころには、最近の日本は可笑しいぜ!と妙な部分で意気投合。
続いて、
伊藤忠兵衛の本家。
こちらは、奥にある蔵、ごつい構造、漆喰の質量が圧巻。
そして何より手入れが行き届いております。
木部造作のおさまりなど、じっくり勉強させて頂いて来ました。