[project 023 / 彦名の家]
早いもので"
彦名の家"も竣工して3年以上たち、
この住宅での生活も4年めに突入したとのこと。
施主さんが外壁の塗装をメンテ始められたということで
松江の打合せのついでにチラッと寄らせていただきました。
隣地に建物もなく、吹きさらしとなる、西側の妻面は塗装も劣化が
見られましたが、近くに建物のある、東側や、深い軒のある南側と
北側はさほどダメージがありませんでした。
写真は表(南側)の外壁も重ね塗りしていただけました!の図。
前田造園さんにお世話になっているお庭も、
特にシマトネリコさん、良い感じに成長しておりました。
軒を深く長くつくっているのもこの住宅の特徴。
"より抽象度の高い住宅というカタチ、雑多な生活を包括する器でもありながら、
ここに住まう家族の共通認識であるアイコン的なイエという状態をつくること。
簡単にいうとイエっぽいイエをつくることを考えてつくった住宅。 “
”
彦名の家”での経験が、“
三本松の家“の木製建具を駆使した
ディティールの積み重ねによる仕事につながり、大きな切妻屋根を持つ、
“
大社の家“や、自邸でもある”
岡成の家”は、ほぼ同じコンセプトで設計しました。
良い家族という意味でも、良いイエというものについて
深く考えるきっかけをつくってくれたTさん(施主さん)ご家族に改めて感謝です!
また、ホームパーティーしようね!という約束をして次の打合せに向かったのでした。
彦名の家 前回の業務日誌
http://gramdesign.exblog.jp/17807311/